AWS Certified SAP on AWS – Specialty試験対策になりそうな情報まとめ

AWS Certified SAP on AWS(PAS)試験が2022年4月26日から受けられるようになるので受験対策のための情報をまとめる。

ちな私はAWS資格はこの試験以外はすべて取得済みだが、SAPは名前を知ってるくらいでまったく触れたことはない。

受験ガイドとサンプル問題

受験ガイドサンプル問題をまずは読み込む。

サンプル問題の解説ブログ。

SAPの基礎知識を入れる



こちらの書籍で基礎知識をいれてみたが、どちらかというとERPパッケージとしてのSAPの導入方法や業務知識にフォーカスしているのであまり試験対策としての効果はなさそう。

SAPを実際に触ってみる

AWS利用料が結構かかりそうでやらなかったけど、自分で触れる環境を用意することはできそう。



実際触った方が理解は進む気がする。

用語を調べる整理する

受験ガイドとサンプル問題からいくつかSAP用語が出てきたのでそれらを抑えておく。

SAP Basis

SAP製品を稼働させるためのミドルウェア、プラットフォーム群のこと。今はSAP NetWeaverと呼ばれているらしい。

SAP HANA

SAPアプリケーションのデータを管理するカラムナインメモリーデータベース。Linux環境でのみ動作。


調べた感じ旧世代のERP製品であるSAP ERPはサードパーティーのデータベースをサポートしていたようだが、新しいERP製品のSAP S/4 HANAからはこのデータベースしかサポートしなくなったよう。

サンプル問題に出てきたが、AWS Database Migration Service (AWS DMS) はSAP HANAを移行ターゲットとしてサポートしていないそう。

AWS Backint Agent for SAP HANA

EC2インスタンスで実行されるSAP HANAワークロード用の、SAP 認定バックアップと復元アプリケーション。

SAP HANA System Replication (HSR)

SAP Web Dispatcher

所謂Webサーバー的な感じでSAPシステムのAPサーバーとインターネットの間を取り持つものと理解。ロードバランシングもできるっぽい。

SAP Fiori

ローコード開発ツール的なやつかと。

SAP Software Update Manager (SUM) Database Migration Option (DMO) with System Move

AWS Data Provider for SAP

SAP EarlyWatch Alert (EWA)

パフォーマンス監視ツール。

Software Provisioning Manager (SWPM)

SAP製品のインストールツール。

SAP Application Performance Standard (SAPS)

SAPワークロードの基本単位。ベンチマーク指標みたいな感じかと。

その他参考になりそうな資料、記事