AppSheetアプリのオーナー権限を譲渡する

Google スプレッドシートなどとは違い、オーナーだけの作業で完結しません。

まず、オーナーを譲ってもらいたい側が「Edit definition」権限でそのアプリに招待されている必要があります。

そして、Manage -> Authorから「Request transfer」を実行します。
実行すると48時間以内にオーナーに譲渡してもらう必要があります。
譲渡する側はリクエスト中のユーザーのメールアドレスから判断して「Transfer App」でアプリを譲渡します。
注意点としてオーナーはこれを実行するとアプリへのアクセス権を失います。
Google スプレッドシートのように「Edit definition」権限に降格するわけではないので注意しましょう。
権限を失ったオーナーが再度アクセスするには招待してもらう必要があります。

またアプリを譲渡すると設定済みのGoogle スプレッドシートやデータベースへの物理的な接続定義がクリアされるのでそこも注意です。
アプリを複製した場合も接続定義はコピーされず、個人のドライブにデータの複製となるスプレッドシートが出来上がる形になるのでここも注意です。