基本情報技術者試験の勉強法

今日(2019/10/20)は、情報処理技術者試験の試験日ですね。


私はずいぶん前の話になりますが、プログラミング未経験、新卒一年目の秋試験で受験し、合格することができました。
今は、新しい技術の登場に伴って試験内容も変わっているとは思いますが、その時の勉強法を書いてみようと思います。

午前問題

まずは、午前問題です。
あまり難しい問題は出ませんが、幅広い分野の基礎知識が問われるので、コンピュータの基礎知識をしっかり固めて、用語を覚えておく必要があります。

基礎知識

試験対策本で覚えるのもよいですが、私のおすすめはこちらの本になります。
ハードウェアからプログラミング、ネットワーク、データベース、プロジェクトマネジメントまで扱ってるため基本情報の基礎固めにもってこいの良書です。

用語

ある程度基礎を固めたら午前問題をたくさん解いて、知識の穴埋めをしていきましょう。

午前問題をひたすら解くのにおすすめなのがこのサイトです。


解説もしっかりついているので答え合わせも1問解くたびにできて楽ちんです。

基本情報(というかIT)にはたくさんの用語があります。

これらは頭字語(アクロニム)になってるものが多く、そのままだと覚えるのに難儀します。
私のおすすめの用語の覚え方は、こうした頭字語を略す前の英単語とその和訳とセットで覚えることです

例えば「CPU」というアクロニムを覚えるときは、
Central Processing Unit」という略す前の英単語と、
中央処理装置」という和訳とセットで覚えます。

人間の脳は意味のない情報を覚えることができません。
無機質なアルファベットの並びに情報を足してやることで、かえって覚えやすくなります。

IT用語に使われる英単語は頻出のものがあるので、覚えておくとみたことのない用語も文脈から判断できるようになったりします。

また、プログラムを読み書きするときにも助けになります。
最近こんな資格も登場しましたね。


午前で固めた知識はそのまま午後問題を解く力につながります。
午前問題の過去問が8割がた取れるようになってから、午後の試験対策をやっていくのがよいと思います。

午後問題

午後問題は、長文読解のスキルが必要になります。
試験対策は、気合で過去問を解きまくるしかないと思いますが、選択式なので得意な分野を見つけてその問題に絞って対策するのが効率が良いです。

私は、ハードウェアとネットワークの問題が苦手だったので、そこは捨てて他の分野の対策に専念しました。

プログラミングは表計算かアセンブリが簡単という話も聞きますが、自分のやっている言語、または興味のあるものに取り組むのがモチベーションアップにつながってよいでしょう。
これから受験を志す人の参考になれば幸いです。