インターネット接続可能なRDS Oracle Databaseをサクッと建てる

ちょっと実験用にOracle DBをサクッと用意したかったので、RDSで作ってみました。
すぐ潰す用途だし、より手軽にしたいので外部公開してインターネット接続可能にしています。

VPC

事前に専用のVPC環境を構築しておきます。
VPCを作ります。作ったらDNSホスト名を有効にしておきます。
サブネットを2つ作ります。
さらに、インターネットゲートウェイを作ってVPCにアタッチ。
ルートテーブルにインターネットゲートウェイをデフォルトゲートウェイとして設定します。

セキュリティグループを作ってインバウンドの1521ポートを解放します。
アクセス元IPが特定できるなら、IP制限しておいた方ががいいでしょう。

これでVPCの準備はOKです。

RDS

RDSを構築する

先ほど作ったVPCを使ってDBサブネットグループを作成します。
「データベースの作成」からインスタンスを作っていきます。
(なるべく安くなりそうな構成で)
ここで事前に作ったVPCとDBサブネットグループ、セキュリティグループを設定します。
これで、インスタンスを作成します。

接続確認

管理ユーザーのパスワードを控えておきます。
インスタンスが立ちあがったらエンドポイントを確認し、クライアントPCのSQL*Plusから接続してみます。
>sqlplus admin/password@database-oracle.**********.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com/orcl

SQL*Plus: Release 12.2.0.1.0 Production on 月 6月 15 23:13:15 2020

Copyright (c) 1982, 2016, Oracle.  All rights reserved.

最終正常ログイン時間: 月 6月  15 2020 22:01:29 +09:00


Oracle Database 12c Standard Edition Release 12.2.0.1.0 - 64bit Production
に接続されました。
SQL> select Banner from V$VERSION;

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Oracle Database 12c Standard Edition Release 12.2.0.1.0 - 64bit Production
PL/SQL Release 12.2.0.1.0 - Production
CORE    12.2.0.1.0      Production
TNS for Linux: Version 12.2.0.1.0 - Production
NLSRTL Version 12.2.0.1.0 - Production
インターネット経由のDB接続、SQLの実行ができました。
お金がもったいないので用が済んだら、停止か削除しておきましょう。